タイル・れんが・ブロック工事
２８業種に分かれている建設業許可のうち、「タイル・れんが・ブロック工事」について説明いたします。
建設業許可で「タイル・れんが・ブロック工事」とは
建設業許可で「タイル・れんが・ブロック工事」とは、れんが、コンクリートブロック等により工作物を築造し、または工作物にれんが、コンクリートブロック、タイル等を取付け、またははり付ける工事です。
「タイル・れんが・ブロック工事」の例
コンクリートブロック積み（張り）工事
レンガ積み（張り）工事
タイル張り工事
築炉工事
スレート張り工事
サイディング工事
などです。
※下線部分は、平成２６年１２月２５日からの適用の改正箇所です。
類似した建設工事の区分の考え方
「スレート張り工事」とは、スレートを外壁等にはる工事を内容としており、スレート屋根をふく工事は「屋根ふき工事」として屋根工事に該当します。
「コンクリートブロック」には、プレキャストコンクリートパネルおよびオートクレイプ養生をした軽量気ほうコンクリートパネルも含まれる。
とび・土工・コンクリート工事における「コンクリートブロック据付け工事」ならびに石工事およびタイル・れんが・ブロック工事における「コンクリートブロック積み（張り）工事」間の区分の考え方は、以下のとおりになります。
根固めブロック、消波ブロックの据付け等土木工事において規模の大きいコンクリートブロックの据付けを行う工事等、プレキャストコンクリートの柱、梁等の部材の設置工事等がとび・土工・コンクリート工事における「コンクリートブロック据付け工事」でになります。
建築物の内外装として擬石等をはり付ける工事や法面処理、または擁壁としてコンクリートブロックを積み、またははり付ける工事等が石工事における「コンクリートブロック積み（張り）工事」になります。
コンクリートブロックにより建築物を建設する工事等がタイル・れんが・ブロック工事における「コンクリートブロック積み（張り）工事」になり、エクステリア工事としてこれを行う場合を含みます。
※下線部分は、平成２６年１２月２５日からの適用の改正箇所です。
「タイル・れんが・ブロック工事」の専任技術者に必要な資格（一般）
１級建築施工管理技士
２級建築施工管理技士 躯体
２級建築施工管理技士 仕上げ
１級建築士
２級建築士
技能検定 タイル張り
技能検定 タイル張り工
技能検定 築炉
技能検定 築炉工
技能検定 れんが積み
技能検定 ブロック建築
技能検定 ブロック建築工
技能検定 コンクリートブロック積みブロック施工
※技能検定に関しては、等級区分が２級のものは、合格後１年以上（平成１６年４月１日以降の合格者は３年以上）の実務経験が必要です。
「タイル・れんが・ブロック工事」の専任技術者に必要な資格（特定）
１級建築施工管理技士
１級建築士
「タイル・れんが・ブロック工事」の専任技術者の指定学科
土木工学（農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む）
建築学
に関する学科
